植毛をしてみるとわかると思いますが、植えっぱなしではいくら梳かしたところで髪の根元は落ち着きません。
植毛をしたらお湯パーマが必要になります。
お湯パーマがどんなものかよくわからないのか或いは誤解しているのか、ただボウルにお湯とスリーブすら被せていない人形を入れただけで、元の髪型になる・癖が取れると思っているらしきブログ記事に出くわしたことが何度かあります。
お湯パーマをかける時は、したい髪型になるようしっかりセットすることが必要です。どんな髪型にするのか予めしっかり決めてから行った方がいいですよ。
まず髪を水で濡らします。
ポリスリーブで抑えます。
ポリスリーブがない場合ラップやPP袋などで手作りします。適当な幅に切りヘッドの大きさに合わせてセロハンテープで留めればOK。
ポリスリーブって何?
それはこれ。
リカちゃんを買った時頭にはめられているアレです。
57mm、55mm、53mmの三種類。リカちゃんキャッスルで販売しています。
これはステンレス製の鍋です。保温性がよいので(本当は見映えのいいボウルがなかったので)使いましたが普通のボウルで大丈夫です。
鍋を使う場合、鍋で湯を直接沸かしてしまうと鍋肌の熱さでヘッドと髪を傷める恐れがあるので別に沸かしたお湯を入れた方がいいでしょう。
適当な時間が経ったら引き揚げ水で冷やします。
少しうねっていたので部分的にまたお湯に浸してからまっすぐになるよう梳かしました。
前髪の範囲(幅)を決めます。
前髪を濡らして大まかに切ります。ここから整えていくので少し長めにします。
パッツンやラウンドにする場合、左右をよく見比べながら行ってください。
カットの際アイプリに傷が付かないよう前髪の下にスリーブを噛ませたりラップを巻いたりしてアイプリを保護するといいですよ。
乾かす時は寝かせるよりも首穴に菜箸などを挿し立たせた状態にした方が髪が真っ直ぐになりやすいです。ちょっとうねっちゃったけど。
(もちろん自然乾燥で)乾いたら整えて自分で納得したらできあがり。
絶対にドライヤーは使わないで。
ドライヤーの熱風は人形の髪をとかしてしまいます。
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