オビツ27の首を太くする方法(ジェニー向け)




オビツ27はジェニーボディにサイズが近いうえに非常に可動がよく、特にSBHはプロポーションもほどほどよいのでジェニーにすげ替えている人も多いと思います。

ただ首が細いためぐらつきやすく、ボリューミーなヘアスタイルだと髪の重みで上を向いてしまうのが難点。

旧ジェニーのヘッドなど頭が大きめ子の場合は見た目のバランスもイマイチです。








そこでオビツ27の首を太くする方法。



必要なものはパテとドライヤー。

パテはタミヤのエポキシ造形パテ速硬化タイプやウェーブエポキシパテ軽量タイプがおススメです。

薄黄色なので外皮から不自然に透けて見えることもありません。

百均にもパテがあったので試しに買ってみましたが、臭いがあまりにもきつかったのでドール用には向かないなと思いました。



まず腕を抜いて胸の外皮を外します。

外しにくいようでしたらドライヤーで温めながら外します。








汚さないよう首から下をラップで覆います。

少量のパテをよく練り合わせて首の軸に巻きます。

ベタついてやりにくいので少しだけ時間を置いて、硬化が始まったら親指と人差し指でコロコロ転がすと程よい硬さで指に付かず滑らかに仕上がります。

上部は軸の長さに合わせて平らになるようカッターで切り落とします。








厚さはこんな感じ。

平均すると0.5mmくらいでしょうか。

手作業なので厚みにムラがあるのは仕方ない。








パテがほぼ硬化したら外皮の首部分をドライヤーでよく温めて元の通りになるようボディに無理矢理はめ込みます。

完全に硬化する少し前だと外皮をはめてから形を整えることができます。

下に向かって徐々に太めになるように形作るとより自然な造形になります。

この画像のは形があまりよくないけど。








腕を戻して頭を装着。

頭がグラつかなくなり、髪の重みに負けず頭を下に向けられるようになります。








自然な太さになりました。










27より小さいオビツボディの首はかなり細いのでやってみたことはありません。

悪しからず。






お湯パーマ・2(実践)




植毛をしてみるとわかると思いますが、植えっぱなしではいくら梳かしたところで髪の根元は落ち着きません。

植毛をしたらお湯パーマが必要になります。



まず髪を湿らせ、ポリスリーブやラップで抑えます。

ただし癒着のおそれがあるのでアイプリントにはできるだけ付けないように注意。

髪が浮かないようしっかり整えます。

ストレートヘアなら準備はこれだけでOK。



お湯パーマの基本のやり方は後述の縦ロールの作り方 ※~※ と同じです。

パーマが終わったら首を菜箸などに刺し、立てた状態で髪を梳き下ろしてまっすぐにし乾燥させます。






 ↑ この画像はまだ整え方が不十分。

もっと髪をきちんと下に引っ張る。

特に前髪はまっすぐ下りるようにすること。





ここからは縦ロールの作り方。

ストレートロングなどの場合はこの予め前髪を作る工程は必要ありません。

前髪を切るのは最後で大丈夫。



前髪にお湯パーマをかけます。

部分的にかける場合はマグカップでOK。

熱めのお湯(95度くらい)を入れたカップに予め水をかけておいたヘッドを浸けます。

もう一度お湯パーマをかけますが、前髪の浮きを防ぐためこの後しっかり乾燥させます。

もちろん自然乾燥で。








前髪を大雑把に作ります。

大雑把といっても切りすぎては元も子もありませんからそこは慎重に。



ハサミはベビー爪切りなど小さい物を使います。

普通の工作用などのハサミではアイプリントを傷付ける恐れがあります。

またどのようなハサミであっても絶対安全な保証はありませんからやっぱり慎重に。



この範囲が前髪だとわかる程度でいいのでまだ長めにしておきます。








ロールを作るにはロッド、竹串、ストロー、などを芯にして巻きます。

何を使うかは髪の長さやロールの太さによって決めます。

巻き終わりをティッシュで包み輪ゴムで押さえる方法が一般的。



今回は芯にストローを使い、押さえるのに竹串を添えました。

巻き終わりはラップで包み最後に全体にラップを巻きました。



ロールの本数はお好みでどうぞ。

ここでは10本作りました。



ストローと竹串は輪ゴムで括ってあります。

ポリウレタン製の絡まないゴムは熱に弱く切れてしまうのでお湯パーマには使えません。



横に二つある物は付け毛。

ついでにいっしょにお湯パーマをかけます。








※ 熱いお湯に髪が負けるのを防ぐため全体に水をかけます。








ボウルにヘッドを入れ熱湯(95度くらい)をかけます。

顔にお湯を当てないよう注意。

そのまま10~30分浸しておきます。

顔は上に向けお湯に浸らないように気を付けること。

濃い色の髪はかかりにくいと言われているので長めに置くこと。

時々お湯を足して温度をなるべく一定に保ちます。

終わったら引き上げて水をかけて冷やします。 ※








タオルに乗せてそのまま自然乾燥。

しつこいようですが絶対にドライヤーは使わないこと。



通常乾くまでいじりませんが、ラップを付けたままにすると乾かないので竹串と共にそっと外しました。

この後スリーブを被せて前髪のみお湯パーマをかけ数日間放置、しっかり乾燥させました。








カットして形を整えれば出来上がり。







いっしょに作った付け毛。

これだけで案外イメージが変わります。










癖直しや部分パーマなどの時はマグカップを使うと手軽です。

大きめのマグカップにお湯を入れてヘッドを浸します。

お湯が冷めてきたらヘッドを取りだしレンジで温度を上げ、またヘッドを浸すと簡単。



【関連記事】

お湯パーマ・1(前置き)




癖のついた髪をもとのストレートにしたい

ボロボロになった髪のボリュームを抑えて少しでも綺麗に見せたい

ストレートの髪を巻きたい

自力植毛した髪を落ち着かせたい…



拾ってきたボロっ子の乱れた髪を直すにしろ自分で植毛した子の髪をセットするにしろ有効なのはお湯パーマです。

ただし失敗する場合もあることを念頭に置き、慎重かつ自己責任のもと行うこと!



髪は熱を加えることで形を変えることができますが、ドライヤーを使うと温度が高すぎて髪が溶けてしまいます。

そこで100度より高温にならないお湯を使うわけです。



書籍を参考にするならDolly Dolly vol.19。

ボールにヘッドを入れ熱湯をそそぐ方法がお勧めです。



中古価格
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↑ もう中古しかないけど一応貼っときます。

ちなみに定価は二千円(税抜)。

置いてる図書館もあるようです。



他にもお湯パーマについて書かれた本はありましたが、鍋で煮る方法なのでDolly Dollyの方法に比べリスキーです。

鍋肌に触れたり鍋周りの熱気に当たったりして、髪やドール本体が傷んでしまうこともあるので。

また軽度の癖を直すなら熱めのお湯をかけて梳かす程度で大丈夫な場合もあります。

しかし箱入り新品のまま長年放置されていた場合など癖が取れにくいものもあります。



エクセリーナなどに使われているトヨカロンは熱に非常に弱く、やや熱めのお湯にちょっと浸けただけでも硬化してしまいます。

カネカロンのバービーも同じくお湯パーマはやらない方が無難。



続きます。



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どーでもいいがなに見ても「煮る」になってるんだけど、「茹でる」じゃダメなんだろーか。