ヘッドの中で鎖編みになるチェーンステッチ法(勝手に命名)で植えていきます。
植えた毛束に玉止めを作り毛束を外に引っ張る方法(玉止め法)もあります。
チェーンステッチ法はスピーディでヘッドの中がすっきりキレイ。
玉止め法はウィッグをバラして使う場合や他ドールから髪を移植する場合に向き、また失敗が少ないので初心者におススメの方法でもあります。例えばカットを失敗してもそこだけ植え直すこともできます。
植えた毛束に玉止めを作り毛束を外に引っ張る方法(玉止め法)もあります。
チェーンステッチ法はスピーディでヘッドの中がすっきりキレイ。
玉止め法はウィッグをバラして使う場合や他ドールから髪を移植する場合に向き、また失敗が少ないので初心者におススメの方法でもあります。例えばカットを失敗してもそこだけ植え直すこともできます。
まずはホワイトから。
毛束から5本取りだし半分に切って合わせ10本にします。
元が1メートルなのでこれで約50cm。
元が1メートルなのでこれで約50cm。
ぬらしたティッシュで毛束を挟んで滑らせ毛束を湿らせるとまとまりがよくなり、ぐっとやりやすくなります。
静電気対策にもなります。
含ませる水の量は多めに。
50cmを更に半分に折った状態で針に通して植えます。
これで一つの毛穴から約25cmの毛が20本出ることになります。
数えるのは5本だけなので苦もなく本数が揃えられると思います(この本数について下に追記があります)。
首穴から毛束の輪が出ています。
頭頂部の一本目の毛束だけを引っ張ります。
これで一本目が植え終わりました。
首穴から二本目の毛束の輪が出ているので続けて隣に三本目を植えます。
あとはひたすらこれを繰り返します。
あまり長く続けないである程度植えたら結ぶなどすれば失敗して抜けるようなことがあっても被害が小さくて済みます。
この場合「結ぶ」というのは隣の毛束と結び合わせること。
こんな風に↓結び合わせてから、首穴側から頭皮へ針を入れます。
針のめどを頭皮に刺して首穴から出し毛束を通すと簡単です。
こんな風に↓結び合わせてから、首穴側から頭皮へ針を入れます。
針のめどを頭皮に刺して首穴から出し毛束を通すと簡単です。
ヘッドの中がすっきりするようにこのような結び方をしていますが、しっかり結び合わせていればどんな結び方でも大丈夫だと思います。
今回は一列植え終わるごとに結びました。
二度ほど失敗して抜けてしまいましたがさほどダメージは…あったんだけどね。
もうすぐ一列終わるよって時に失敗したから。
でも一列ごとに結んでおいてホントよかったです。
ホワイト植え終わり。
続けて外周二列にブラックを植えます。
百均にあるからまないゴムで先に植えた髪をまとめるとやりやすい。
分け目を除いたすべての毛穴に植え終わりました。
ヘッドの中を見るとこうなっています。どーしてもうまく撮れなかったためこの画像は以前撮った別のヘッドのを使いました。
ここでは一つの毛穴から20本の毛が出るように植えていますが、ヘッドによっては元が40本植えてあったものもあります。
例えば同じk119ヘッドでもカラーパレットジェニーのブルーは20本、10周年記念とボヘミアの森マリーンは40本でした。
おそらく髪型によって本数を変えているのだろうと思います。
見た感じ40本の場合は毛穴と毛穴の間が広め、20本の場合は密に植えてあるようです。
元の本数を確認するのが可能なら坊主にする前に確かめて、そのヘッドに合わせた本数を植えるようにした方がいいでしょう。
あるいは元が40本でも、20本にして毛穴を増やし密に植えてもいいのではないかと思います。一つの毛穴に40本というのは植えるのも針に通すのも20本に比べると大変ですから。
ご自身でも工夫・試行錯誤してみてください。
ご自身でも工夫・試行錯誤してみてください。
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