「ねんどろいどどーるの足すぐ取れてしまう問題」に取り組んでみた

 


はじめにお読みください




オビツ11の肩がすぐに外れてしまうのがストレスで、ねんどろいどをドール化する際はねんどろボディにしよう、たとえ入手しづらくとも…。


と思っていたのですが実際ねんどろボディを装着してみると足の取れやすきことカマドウマの如し!


試しに身長調整セットを付けてみたところこれが案外具合がよく、かなり取れにくくなりました。


ところがどうにも長い足に違和感があるというか、やっぱりあの短い足が可愛くて元に戻すことにしました。


そんなわけでなんとか足を取れにくくしてみよう!とあがいた記録です。




Twitterで足の干渉する部分を削ったら取れにくくなった、という書き込みを見たのですが見付けることができませんでした。…ブクマしておけばよかった。


以前「ねんどろいどどーる 足 外れる」等で検索してお湯で熱を加える方法も見付けていたのでそれも併せてやってみることにしました。




右が身長調整セットの長い足、左がデフォの足。
デフォの膝の上部分に隙間が開いているのがわかると思います。
膝を曲げると干渉して隙間が開き簡単にポロっといってしまいます。


出先でやらかして無くしてしまったなんて話を見聞きすると他人事ながら哀しくなります。




横から見るとこう。
太ももパーツと接する部分を見ると長い足は余裕があるのに対しデフォはキツキツです。


うちの長い足はこうですが、むしろ身長調整セットの方が取れやすいという話も見るので個体差があるんでしょうね。




バラして




この面が意外とデコボコしているので軽く均し




この部分を削りました。
半円を描くように削っていき面取りにならないよう気を付けます。




右が削り終えた方。
太ももパーツとの間に余裕ができたのがわかるでしょう。




あとはT字パーツをはめ込んで熱いお湯にしばらく浸けておき水で冷やして乾かします。
熱を加えることで歪んだ形状を戻すのだそうな。
T字パーツは穴の変形を防ぐため。




それからダメ押しのハイグロスバーニッシュ。
凸の側面に薄くぐるっと付けます。


ねんどろには一般的にパーマネントマットバーニッシュが使われることが多いようですが手持ちのやつで間に合わせました。
艶出しと艶消しって認識でいいのかな?


マニキュアのベースコートやトップコートを使う人もいるようです。




ボディに装着。
取れにくくなったとは思います。
水色の布?ふんどしだよ。越中。


一番いいのはメーカーが改善してくれることなんですけどね…。
ピコドーやYMYが取れなくていいとよく目にしますがねんどろボディの体形が好きなんですよ。



ねんどろいどの表情を変えてみた・その2


  はじめにお読みください



下に追記あり。


前回に引き続き挑戦の記録です。


前回はねんどろいど煉獄さんの口回りを削って描き変えましたが今回は目を描き変えます。



よそ様のねんどろで笑顔や寝顔など表情を描き変えられたものをよく目にします。


手描きしたりデカールを自作して貼ったりフェイスメーカーで作った顔に加工したり、やり方はそれぞれですが愛がこもっているせいかどの子も可愛い。



私はデカールは作れないので手描きでいきます。


モデルはやっぱり煉獄杏寿郎さんです。


今回作るのは笑顔。


イメージとしては全集中展2022及び兄はきっと許してくれるの笑顔でしょうか。




画像多めです。




にっこり顔を使います。
まずはMr.カラー薄め液で容赦なくアイプリを消します。




正直心が痛みますがこれをやらないと先に進めない。


大まかなところは綿棒、眉のキワなど細かいところは爪楊枝を使います。爪楊枝を使う際はヘッドに傷を付けないように注意。


目が消えたからといって案ずることはない。彼のアイデンティティーは眉毛なのだから。


眉と口に被害が及ばぬよう注意しつつ進めていきます。





綿棒の紙軸を削ったものや綿を取ったものも使いました。




さぁ綺麗に取れた!と思いましたがよく見るとまだ残っています。


自然光で見るとよくわかるのでこういったカスタムはできれば昼間に行うことをおススメします。






どんな感じか見たくてジェニー用の化粧ペンでざっと描いてみました。
水で落とせるやつです。
ホントは別にやらなくていいやつ。






薄めたリキテックスの茶で目の位置を決めます。


近所の文房具店に筆を買いに行ったのですが、いわゆる模型用は扱いをやめてしまったとのことで絵画用の細筆を買いました。


途中まではそれを使っていましたがアイラインの先など細かい部分がどうにもやりづらく、古い筆(造形村スペシャルブラシ05)に戻しました。


これこんなに描きやすかったのね。






私の場合右目から始めます。
右目がある程度進んだら左目。




タレ目にしすぎたので修正しました。




とりあえず下描きあがり。
この後少しづつ濃い色で上描きしていきます…がー
作業ごとに髪を装着して確認しないとダメだよ私。
全体のバランスを決定する下描きなんだから尚更。






さぁもすぐできるぞって時に髪を装着して確認したところ、目が小さすぎて元の顔に比べるとあまりに地味なことに気付きました(宇随さんにダメ出しされるわこれ地味すぎて)。


顔単独で見ると気付きにくいのです。
だからいちいち髪を装着して確認しないといけないのですよ。


目尻を消して描き直しました。
どれだけダメだったか髪付き状態で撮っておけばよかった。






描き直したものの睫毛の位置が気に入らなくてまたやり直し。






今度はマメに髪を装着してバランスを見つつ描きました。今度はいい感じ(と、この時は思ったんだよな)。






よっしゃ出来上がり!
と思いましたが翌日に見たら左目の目尻と両目の目頭がなんかダメでしょ。






…と修正して今度こそアガリ。
私は線にキレがないの。自覚はしているの。






寝顔も欲しいけど自作よりもできればとりかえっこフェイスが出てほしい。
カスタム用にねんどろいどを1セット買えば当然顔が三種類付いてきます。
もぐもぐ顔をどうしたらよいものやら。
いや可愛いんだけどこれ以上増えてもなぁ…。






「うまい!」
「うまい!」


【追記】


どうにも気になる箇所が多くて部分的にやり直しました。


気になる箇所とは

・左目が気持ち大きい
・何度もこすったため左目尻がテカっている
・睫毛が太い
目頭と目尻の線の太さが違いすぎる


まず3Mのスポンジやすりで目尻をこすってテカりを消します。
当然ながら目尻もある程度消えるのでその上から描き直しました。
両目とも。





ちょっと目が真っ直ぐすぎで太すぎたので下部を慎重に消して、気持ーち弓なりにしました。






今度こそ本当に出来上がり。
最初のよりもかなり良くなったと思います、我ながら。うん。



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ねんどろいどの表情を変えてみた・その1


 はじめにお読みください



これは講座といった内容ではなくあくまで挑戦の記録です。


ねんどろいどを手に入れてほぼ一年、違う表情も欲しくなり(カスタムしている方々を見て以前から羨ましく思っていたので)遂に作ってみることにしました。


使用するのは「鬼滅の刃」煉獄杏寿郎さん。

口のみ描き変えます。目指すは「スン顔」。







Mr.カラー薄め液で口を消し始めましたが…




口の溝が案外しっかりしているのでまずは口角を削ることにしました。




アイベベラー(ボークスのアイサイザー)にVカラーシンナーを付け、アイプリに当たらないよう気を付けつつ円を描くように削っていきます。




ある程度削れたら割り箸に薄く切ったメラミンスポンジを巻いたものにVカラーシンナーを染ませたものでこすり削り跡を均します。


四角いメラミンスポンジをそのまま使うよりやりやすいかと思ったのですが、そうでもなかったかも?




テカテカになった肌をスポンジやすりでこすり、Mr.カラー薄め液で汚れを落とし石鹸で洗浄(うちの洗剤は大体が石鹸成分だののエコなやつで中性洗剤なんて気の利いたものはないのだ)。




薄めたリキテックスで目指す表情が違和感なく描ける形状になったか確認(でかく描きすぎたな)。


微妙に削り跡の段差があったのでメラミンスポンジからやり直し。




中央には溝を残し削り終了。




リキテックスの茶で口角の位置を決め、少しずつ濃い色で描き込んでいく感じ。




実際の絵のように上唇を描き込みたかったけど私の腕では無理でした。


画像を見ると描き込む前の方がいい感じに見えますな。


スプレー不使用。
剥がれたらまた描けばいいんだよ。


やり直す可能性もあるし(いやきっとやり直す)、個人的にはこのサイズのソフビにスプレーは不要派。もちろん繊細な描き込みをする場合、販売する場合、デカールを使用する場合などは別ですよ。




取り敢えず今回はこれにて。


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